彼の浮気発覚!相手との修羅場⇒婚約破棄
彼の様子がおかしいと思ったのは、結婚式の3ヶ月前でした。
その頃、すでに私と彼はマンションで同棲をしていました。
式の準備で忙しいこのときに、彼は休日になると「友達と約束があるから」
と外出して行ったのです。始めは
(結婚したら、友達と遊ぶ機会も減るから、仕方がないか)
と思っていたのですが、次第に休日だけでなく、平日も帰りが遅くなっていったのです。
そしてある日、夜中に帰宅した彼がベッドに入ってきたとき、ぷ~んと女の香水の匂いがしたのです。しかも
(この匂いはどっかで嗅いだことがある!あっ!隣の席のY子だ!
でもまさか・・・。嘘でしょ)
すぐに彼を問い詰めました。すると「さっき、駅でY子ちゃんに
会ったんだ。Y子ちゃんひどく酔っ払っていたから、家まで送り届けた
だけ。それ以外は本当になにもないよ。明日は大阪出張だからもう寝る」。
といって私に背を向けて寝てしまいました。彼のことは信じたいけど、
Y子は生粋の愛人気質。“狙った男は必ず手に入れる”と豪語している
ほどで、社内の男は何人騙されたことか・・・。これはもう怪しいに
決まっています。
気持ちを落ち着かせようと、ソファに座り、赤ワインを飲み始めた
そのとき、テーブルの上にある彼の携帯に目が留まりました。
まぁ、なんて無防備に置いていることでしょう。私は早速、受信メールを
チェックしましたが、Y子からのメールはありません。そして彼が送った形跡もありません。
(何かがおかしい。匂うぞ)
そこで私はカマをかけてみることにしました。
「今日は楽しかったよ。さっき家に着いた。
明日、大阪から帰ってきたら会おう。
レストラン○○の個室を予約しておくね。
明日は、大事な商談があるから7時に直接店で」と。
(前もって大事な商談って言っておけば、Y子の方から連絡することは
ないはず)
もちろん送ったあとは、消去しておきました。
そして次の日、レストラン○○の個室で待っていると、予想通りY子が
現れたのです。
「きゃっ!なんであんたがいるのよ!」
「実はあのメール、私が送ったの。今日、彼は来ないわ。
やっぱりあなたは彼と浮気していたのね。どういうつもりよ!」
「なに寝ぼけたこと言ってるの。彼にとってあなたの方が浮気相手。
彼は私の高校の先輩で、私たちは昔から愛し合っていたの。
あなたが邪魔をしただけのこと。ねぇ、知ってる?
なんで彼はあなたと結婚するのか」
「・・・・・・」。
「それは、あなたが代議士の娘だからよ。それ以外なにもないわ。
これだから苦労知らずのお嬢様はバカなのよ!」
最悪です。自分からカマをかけて、彼の浮気がわかって、私がY子を
責めるつもりが逆にこれです。
自宅に戻り、彼に問い詰めると、Y子のことを認めました。
彼は私と結婚して代議士になる予定だったそうです。
そして最後に言われました。
「お嬢様は気楽でいいよなぁ。俺なんて家が貧乏だったから、
勉強していい大学に入ることだけが生きがいだったもん。
ふっ。代議士になれなくてガッカリだよ」。
もう、強制終了です。それはあと1ヶ月で結婚式というときでした。
